岩手、青森、秋田の３県のＪＡ青年部は６月１９日、岩手県で北三県ＪＡ青年部合同研修会を開きました。北東北３県から盟友約９０人が参加し、園芸品目を中心に奥州市江刺の（株）菅野農園と横瀬集落営農組合を視察するコースと、転作作物を中心に花巻市の盛川農場と農事組合法人リアルを視察するコースに分かれ研修を行いました。

　花巻市内を巡るコースには、各県協議会役員やＪＡいわて花巻青年部の盟友など約４０人が参加。米や小麦、大豆などを栽培する盛川農場ではトラクターやコンバインなどの大型農機を中心に見学しました。青年部の新渕伸彦副委員長が代表を務める農事組合法人リアルでは、春定植タマネギのほ場や施設、機械などを見学。参加者は春定植タマネギの生産を始めた理由や栽培のメリットなどを聞き、学びました。

　秋田県農業協同組合青年部協議会の佐川長範委員長は「私が住んでいる地域と環境や農地面積などのケースが似ていた。身近なこととして捉えられ、イメージが湧いて参考になった」と話しました。

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