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いわてっこ産地協定書合意式

2018年5月10日

 JAいわて花巻とJA全農いわて、遠野市、大阪市の米穀卸、津田物産の4者は4月25日、岩手県オリジナル品種「いわてっこ」の産地協定書の合意式を開きました。

 

 

 2018年産から20年産までの3カ年契約を結び、行政が入っての合意は県内初となりました。JAは3年間同一価格で買い取ることを約束。「いわてっこ」の買取価格は「あきたこまち」や「ひとめぼれ」に比べると低いですが、収量が他よりもあるため最終的に経営安定が見込まれています。

 合意式には、遠野市の「いわてっこ」の生産者など約20人が参加。遠野市の本田市長は「米政策が大幅に変更となる時代の中で、生き残るためにも関係者が一丸となり売れる米作りをしなければならない」とあいさつしました。JAいわて花巻の阿部勝昭組合長やJA全農いわての畠山俊彰県本部長など4者の代表者が産地協定書に署名しました。

 JAの阿部組合長は「米政策が変わる年に4者による協定書の契約調印は本当に意味のあるもの。生産者がJA岩手県産米を生産し消費者に確実に届けることを今後とも徹底して続けたい」と話しました。

 

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