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持続可能な産業として「農泊」着々と。外国人受け入れモニターツアー

2018年3月26日

JAいわて花巻は、農家と農村地域の所得向上を図り、持続可能な産業として「農泊」の事業に取り組んでいます

平成30年度は受入農家の希望と体験者の要望をマッチングさせるようなプログラムや、受入体制をはじめとするさまざまな体制を整備し平成31年度から本格運営を始める予定です。

3月10日~11日には、外国からの観光客受け入れに向けて、インバウンドを見据えたモニターツアーを受け入れました。

 


 

農泊は、農村の所得向上を実現する軸として位置づけ、地域の伝統的な生活体験や交流を楽しむ滞在旅行などをビジネスとして取り組みます。観光客の呼び込みや地域活性化はもちろん、農家所得向上に努めます。


今回のモニターツアーは、㈱農協観光と連携して企画・募集し、東北大学に在籍するドイツやインドなど10カ国の出身者16人が、JA管内の4つの地域に分かれ農家での農業体験やくらし体験、伝統工芸・郷土食作りの体験などを行いました。

 


 

 

阿部豊治さん宅ではアルジェリアやインドネシア出身の男女4人がシイタケの収穫を体験。初めて見る菌床から生えるシイタケの栽培現場に驚き、感動と興味を示した4人は阿部さんに多くの質問をし、阿部さんもこだわりの栽培管理や農業現場の思いを熱く伝えました。

 

 

農家にとって外国人の受け入れは抵抗があるが、一度受け入れると抵抗は無くなり、また、新鮮な反応を目の当たりにした農家の意欲向上に繋がることも今回のモニターツアーで感じました。

 

福田寿子生活福祉部長は「体験だけでなく農家や農村文化、自然との触れ合いがある事がJAの農泊の魅力。今回のツアーではその魅力を伝える手法や課題などが見えた。この事業を通し、農家所得の向上や地域農業の活性化に繋がってほしい」と話しました。
 

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