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リンドウの播種開始!~良品質を目指して~

2018年3月19日

日本屈指のリンドウ産地であるJAいわて花巻の西和賀地域では、3月12日からリンドウの種まきをはじめました。


 

 

作業を行うのは、JAいわて花巻西和賀花卉(かき)生産組合。同地域の26戸分と花巻地域の一部の育苗を担っており、3戸のベテラン技術者の育苗ハウスに生産者らが集まり3日間かけて播種作業を行いました。また、6月の定植に向けて徹底した苗作りを行います。

 


 

 

同組合は良質な根やオリジナル品種を有しており、苗の大きさや品質、優良品種を見出す試験用品種栽培などのこだわりの苗を作るため、業者に依頼せず育苗技術をもつ会員が徹底管理で育苗する。2018年度産は128穴のセルトレーに、定植分と120の試験用品種合わせて1600枚(約24㌶)に種をまきました。

 

 

播種は全て手作業で行います。かつては専用の播種機を使用していましたが、わずか1~2ミリの種のため、種がセルトレーの穴の中心部からずれてまかれてしまったり、120を越える品種をまくことから品種混合防止のためにも人の手を使い、信頼のおける苗作りにこだわります。

 


初日は西和賀町沢内の南川信一さんのハウスで、同組合員やJA、農業振興センターなど10人が作業した。南川さんは「管理方法で今後の発育も変わる重要な作業。温度と湿度管理を徹底し、丈夫で根の発育が良い苗を作る。」と良質生産への決意を新たにしました。


 

 

同組合は、昼夜の温度差が大きく冷涼な西和賀町の気候を生かし濃く鮮やかな色合いを出します。紫を中心にピンク、白、パステル調などのほか、12のオリジナル品種も栽培。草姿が良く花持ちが良いことから市場から引き合いが強くあります。

 

 

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