ＪＡいわて花巻とＪＡ銀河のしずく栽培研究会は３月９日、「２０１８年産銀河のしずく育苗管理指導会」をＪＡ管内の３会場で開きました。

　岩手県花巻市のＪＡ総合営農指導拠点センターで開いた同指導会には、生産者やＪＡなど約３０人が参加しました。「銀河のしずく」３年目の栽培に向け、昨年の栽培を振り返り栽培方法や使用した肥料など具体的な事例を紹介して全体で情報を共有した他、育苗管理での注意点などを説明。農業生産工程管理（ＧＡＰ）の定義や取り組み内容なども生産者に説明し、取り組みを呼びかけました。

　同研究会の髙橋春雄会長は「ブランド確立のため、指導会を通じておいしい米作りに励んでほしい。特Ａ獲得を目指してみんなで頑張ろう」と呼びかけました。

　「銀河のしずく」は１６年秋にデビューした県オリジナル水稲品種。ＪＡでは１８年度、昨年度より約２０ha多い３０１haでの栽培を予定します。栽培は、昨年の栽培を基に改訂した「ＪＡいわて花巻版『銀河のしずく』高品質・良食味米栽培マニュアル」に基づき行います。食味ランキング「特Ａ」の獲得を目指し、整粒歩合８０％以上、玄米タンパク質含有率７．３％以下を目標に掲げます。ＪＡでは今後も栽培ステージごとに指導会を開催。安全安心で良食味の米作りに力を注ぎます。

前のページに戻る