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釜石支店職員が酒仕込み作りを体験~農家が育てた米がお酒になるまでを知る~

2018年2月21日

釜石支店は2月17日、

地元の酒造会社㈱浜千鳥で、

地域住民と共に酒仕込み体験を行いました。


 

金融や共済業務中心の支店職員が、農家組合員が育てた米がどのようにして商品になるかを知り、作業工程を体験する事で、より組合員との繋がりを深める為に今回の企画を実施しました。


仕込んだのは、大槌酒米研究会でJA組合員の佐々木重吾さんの水田で育てた県オリジナル酒米「吟ぎんが」で、地域住民らが田植え・収穫体験を行なってきたものです。3週間後には「絞り・瓶詰め体験会」が行われる予定で、製品となります。

 

参加した職員15人は、地域住民と協力しながらさまざまな作業を体験しました。

 

 


冷水に手を浸しながら時間を計って精米した米を洗う洗米作業。手が真っ赤になるほど冷たい水で一生懸命洗いました。

 

 

湯気が立ち上る蒸したお米を広げて冷まし麹菌を均一に植える「製麹作業」これも意外と力仕事!心を込めて作業しました。

 

次の工程へ運ぶ作業。頬に汗が光ります。

 


日本酒の成分を作る酵母をつくる「酒母づくり」。お酒のいい香りがします。作業は長い棒でかき混ぜる単純作業にみえますが・・・しっかり混ぜるためには互いに息を合わせて協力が必要!腕がパンパンになりながら頑張りました。

 

力仕事も多いさまざまな作業工程を体験し他職員は、」「お酒の一滴一滴を味わって飲まないと」「お酒になる過程を農家にも伝えたい」などと話しました。

 

 

齊藤金浩支店長は「酒仕込みの過程を体験し、汗を流すことで酒米を作る農家や製品となった酒への思いも変わる。組合員との距離も近くなる。また、地域の方々と共に作業するのも貴重な機会」と話しました。

 

JAでは、岩手県内トップの作付面積で「吟ぎんが」を栽培しており、昨年度は1万792haで栽培。同社にも大槌産米を中心に届けられています。

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