ＪＡいわて花巻大迫町支店管内の１５の農家組合で構成する大迫地区農家組合協議会と同支店は１１月７日、花巻市立大迫保育園にカボチャを贈りました。

　同保育園に協議会の佐々木久夫会長とＪＡの髙橋真紀子支店長が訪れ、「伯爵」を園児代表の２人に手渡しました。受け取った園児たちは、互いにカボチャを持ち合い、その重さに驚いていました。佐藤妃夏（ひめか）ちゃん（６）は「大きなカボチャで重かった。早く食べたい」と笑顔を見せました。

　カボチャの贈呈は、２０１１年の東日本大震災の時に被災地へカボチャを送った際、食と農の重要性を再認識したことがきっかけ。地域の子どもたちに農業の大切さや地元でとれた農作物のおいしさを伝えようと、毎年贈呈しています。６年目を迎えた今年は、「伯爵」と「雪化粧」の約２５kgを同町内の保育園や小中学校、福祉施設へ贈りました。

　佐々木会長は「喜んでくれて良かった。園児たちの楽しそうな姿を見ると、私たちも作りがいがある」と話しました。

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