ＪＡいわて花巻は、自己改革を踏まえた第３次中期経営計画の進捗状況をまとめた報告書を作りました。

 

　平成３０年度達成を目指す各種目標の現状を調査し、平成２８年度の実績と目標を比べて成果を明らかにし、農産物販売高は目標を１０億円上回り、水稲肥料の値下げを実現したことなどを報告。２万３０００部を印刷し、全組合員に配布。現在の実績を共有した上で、引き続き推進する考えを示しました。

 

　基本目標の①農業者の所得増大、農業生産の拡大②地域の活性化、協同活動の活性化③結びつき強化、経営基盤の強化――に基づき、１１の重点実施事項と活動内容などを記載。平成３０年度達成を目標に１１項目の１年ごとの目標値や実績を比べ、達成状況を見える化させました。経常利益や販売品販売高、生産資材コスト低減の価格変化などはグラフや表を使い説明しています。このうち、平成２９年度の農産物販売高は２３８億円で、目標の２２８億円を１０億円上回ったことを紹介し平成３０年度目標の２５０億円を目指し、引き続き増額に努めるとしています。

 

　資材費低減では、水稲の主力基肥３種の１０アール当たりの販売額を掲載。うちJAオリジナル水稲基肥「愛農土１号」は平成２８年度の８１６６円に対し、平成２９年度は７６１４円に下げたことを報告。平成３０年度は６２９３円を目指すとしています。

 

　報告書はＡ３両面の二つ折りのカラーで２万３０００部を用意し、９月の営農座談会で全組合員に配り内容を説明しました。組合員からは「われわれのために活動していることが伝わる」「活動が見えたことで課題も明らかになる」などの意見が出ました。

 

　報告書の取りまとめを担当した企画広報課の小原透調査役は「自己改革の進捗状況を周知し、役職員と組合員が共通の認識を持って一丸となって活動していくことにつなげたい」と話しました。
 

 

内容は添付データ（PDF)をご覧ください。

JAいわて花巻第３次中期経営計画進捗状況報告書【自己改革への挑戦】

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• 第３次中期経営計画進捗状況表

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