ＪＡいわて花巻や花巻市などで構成する「はなまきグリーン・ツーリズム推進協議会」は９月２６日、北上市立上野中学校の１年生１２９人を受け入れました。

 

 

　生徒たちは農家２４戸に分かれて稲刈りやリンゴの収穫、畑作業などを体験。花巻市大迫町でブドウ園を営む川村優さんは５人を受け入れました。生徒たちは、川村さんから「お客さんが気持ち良く過ごせるように」と教わりながらブドウの落ち葉を集めて清掃し、農園の環境美化に努めました。昼食前には、タマネギやピーマンなどの自家製野菜をふんだんに使用したピザ作りに挑戦。生徒たちは生地伸ばしに苦戦しつつも、川村さんからコツを教わりながらピザを作り、石窯で焼き上げました。

 

 

　高橋叶さんは「作業を通して、お客さんを大切にしている事が分かった。自分で作ったピザはおいしく、楽しい体験だった」と話し、川村さんは「農業は楽しいもの。それを生徒たちにも感じてほしい」と笑顔で話しました。

　協議会は今年度、これまで東京都の中学校など９校を受け入れ、来月にも大阪府の高校１校の受け入れを予定しています。