岩手県花巻市の大迫ぶどう産業振興協議会とＪＡいわて花巻や花巻市、岩手県などで構成する花巻市農業振興対策本部園芸振興部会は９月２５日、同市大迫町の花巻市立大迫保育園に花巻産シャインマスカット４．３kgを贈りました。

　贈呈式が同保育園で行われ、同協議会の藤舘政義会長は「農家が丹精込めて作ったおいしいシャインマスカットを持ってきた。ブドウ食べてきたよと家族にも話してほしい」とあいさつ。ＪＡぶどう部会大迫支部の佐々木和弘支部長たちが園児代表の４人にシャインマスカットを手渡しました。

　会長や支部長たちは園児と一緒に地元でとれたシャインマスカットを味わい、交流を深めました。梅津結愛ちゃん（５）は「甘いところが好き。皮がしゃりしゃりしていておいしかった」と笑顔を見せました。

　佐々木支部長は「８月の曇天により収穫時期が遅れたが、園児たちにおいしく食べてもらえてホッとした」と話しました。

　シャインマスカットの贈呈は、園児に地元でおいしいブドウが栽培されていることを伝えるとともに消費拡大などを目指して今年度から実施。同市内の保育園と幼稚園４８施設の園児や教職員３８５９人に１０月１６日までに提供する予定です。

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