遠野ホップ農業協同組合は８月１９日、ホップの収穫を始めました。

　同日は、岩手県遠野市にあるホップ加工処理センターの稼働も始まり、収穫したてのホップをツルごと積んだトラックが次々と到着。ほろ苦い香りが漂う中、組合員が選別や調整作業を行いました。作業は９月上旬まで続きます。

　佐々木悦男組合長は「徹底した栽培指導会が実を結び、今年も高品質なホップに仕上がった。ホップはビールの魂。消費者に香りが良い物を届ける」と意気込みました。

　ホップは仙台市のビール工場へ出荷され、香り豊かな生ホップはキリンビール㈱が数量限定で販売する「一番搾りとれたてホップ生ビール」の主原料になります。同ビールは１０月２４日から発売の予定です。

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