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重点品目ごとに29人を任命 中核農家の技術を営農指導に 農の匠

2017年4月27日

 JAは、平成28年度から地域の中核農家を「農の匠(たくみ)」として任命し、農家者の所得増大と農業生産の拡大を目的に営農指導体制の強化をしています。今年は重点品目ごとにベテラン農家29人を任命し、より厚みのある営農指導体制を構築します。長年の経験と豊富な知識を使った実践的な指導に加え、JA営農指導員への助言や指導のコツ、農業生産の真髄を伝授します。4月13日に委嘱状を交付しました。

 

管内の各地域特性を生かした重点品目や生産拡大を図っているネギやピーマン、サトイモやタマネギ、180㌶を目指して作付拡大運動をしているアスパラガスなどの野菜類、果樹や草花のほか全国屈指の作付面積を誇る雑穀も加え、18種類の品目ごとのベテラン農家に委嘱しました。

 
具体的活動は

①農家への技術指導

②JA指導員への指導支援

③産地情報などの情報提供

④仲間づくり支援

⑤地域に人材を根付かせる後継者育成


など、農家にとって身近でより実践的な指導を行います。幅広い人脈や市場との太いパイプなどを使い、人や産地を繋ぐとともに、情報伝達を強化します。JA営農指導員に対し農家としてのプロ意識や現場の思いを伝え、JAと農家の架け橋も担います。

ブドウの農の匠に任命を受けた佐藤秀明さんは「地域農業活性化の力になることはもちろん、品目ごとに新規栽培者もいるので、未来に向かって伸びる後継者の育成にも努めていきたい」と意気込みました。高橋専太郎組合長は「農業者の技術向上や産地確立には皆さんの優れた技術と知識、人脈で、農業の真髄を伝えてほしい」と期待を込めました。
 

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