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西和賀リンドウ種まき始まる きれいな花への第一歩

2017年3月20日

   

  JAいわて花巻西和賀花卉(かき)生産組合は、3月14日からリンドウの種まき作業を始めました。同地域の30戸分の育苗を担い、6月の定植に向けて徹底した苗作りを行います。

 

 

 


 同組合は良質な根やオリジナル品種を有し、苗の大きさや品質、優良品種を見出す試験用品種栽培などのこだわりの苗を作るため、業者に依頼せず育苗技術をもつ会員が徹底管理で育苗します。

 

 

 

 

 

平成29年度産は4戸のベテラン技術者の育苗ハウスに生産者らが集まり4日間かけて播種作業を行います。128穴のセルトレーに、定植分と120の試験用品種合わせて1600枚(約24㌶)に種をまく予定です。

 

 

 

 


 初日は南川信一さんのハウスで、同組合員やJA、農業振興センターなど10人が作業しました。種まきは手作業と専用機械を利用し、わずか1~2ミリの種を培土に落とす細やかな作業です。組合員らは先端に針を付けた手作りの棒で種を拾いながら慎重に作業を続けました。

 

 

南川さんは「品種によって栽培方法が異なる。特性を見極め、温度・湿度管理を徹底させ、丈夫で根の発育が良い苗を作る」と良質生産への決意を新たにしました。

 

 

    

 


 同組合は、昼夜の温度差が大きく冷涼な西和賀町の気候を生かし濃く鮮やかな色合いを出します。を中心にピンクパステル調などのほか、12のオリジナル品種も栽培します。

 

 

草姿が良く花持ちが良いことから市場から引き合いが強い。また産地活性化に向け、平成30年度までに面積拡大と販売額増加などの具体的数値目標を掲げた「西和賀りんどうステップアップ方針」を展開中です。

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