花巻市大迫町の山口集落は７月１１日、集落のブルーベリーほ場に地元の亀ヶ森保育園児を招き、「かめがもりブルーベリー収穫祭」を開きました。

　３～５歳児の園児や集落の構成員、ＪＡなど２８人が参加しました。園児たちは、集落の構成員などから「黒い実を採るんだよ」と教わりながら、園児の背丈ほどの木にたわわに実った大粒のブルーベリーを収穫。採れたての実を頬張り、「甘いけど少し酸っぱい」「こっちはとっても甘い！」と味わい、ブルーベリーの味を学びました。収穫を通して集落の構成員やＪＡ職員などとの交流も深め、ほ場はたくさんの笑顔で溢れました。また、家庭への土産用として、おいしそうな実を選びパックに詰めて持ち帰りました。５歳児クラスの菊池采花ちゃんは「甘くておいしい！みんなと一緒に食べて楽しかった。家にも持って帰る」と笑顔を見せました。

　この収穫祭は、地域の力で園児を育てていこうと集落が１０年以上続けている企画。集落の髙橋義信さんは「今年も園児に楽しんでもらえた。この収穫祭は園児が毎年楽しみにしていて、学びの場でもある。これからも続けていきたい」と話しました。

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